日本雷族から続く時代が終わりを告げる頃、音楽シーンに一匹の狼が舞い降りました。その名は、矢沢永吉。キャロル解散後、自らの人生観と向き合い「やっぱ、これしかないっしょ」と腹を括ったその瞬間から、日本で最も美しく、人の心を動かす『コマーシャル・神話(ミソロジー)』が始まりました。
1. 本場アメリカの衝撃を、日本の日常へ
当時、FEN(極東放送)から流れていたチャック・ベリーやエルヴィス・プレスリー。そんな黄金期アメリカのサウンドを完璧に咀嚼し、日本の音楽シーンへ叩きつけた彼の圧倒的なカリスマ性の前で、誰もがただ圧倒されるしかありませんでした。
2. 音楽が背中を押す「極上の優しさ」
「俺も、あぁなりたい」「負けられない」。 音楽一つで聴き手の背中を押し、人生さえも変えてしまう彼の歌声には、ある種の「優しさ」が宿っています。その根底にある「これっきゃないでしょ」という潔い精神に、日本中の男たちが熱狂し、惚れ込みました。
3. 時代に流されない、孤高の芯
彼がソロとして歩み出したのは、フォークブームの初頭。周囲が四畳半のフォークへと傾倒していく中、一切の流行に左右されず、自らの芯を通し続けた姿は圧巻の一言です。優れた録音機材などない時代に、あれほどの熱量とハートを音盤に叩きつけた男は、未だ彼しかいません。

4. 現代を生きる私たちへの指針
いま一度、有線から流れる彼の歌声に耳を傾けてみてください。ビジネスにおける新たなヴィジョンを模索する現代の私たちにとって、矢沢永吉という男は、今なお進むべき道を指し示してくれる最高の「先輩」なのです。
ヒント(コラムの締めくくりに)
「ただ流れる音楽」と「心を突き動かす音楽」。 あなたの店舗で流れるBGMは、どちらでしょうか? 矢沢永吉という存在が時代を超えて愛されるように、場所の空気を作り上げる音楽もまた、そこに集う人の心に「芯」を届けるものでありたい。
私たちがこだわっているのは、そんな「一撃」のある音楽体験です。

